行事ブログ

14 2014.11

はまだまさよさんの講演会がありました!

11月13日(木)に私立幼稚園の子育て支援推進事業で「はまだまさよ」さんに「知っていますか子どもの気持ち」というテーマでお話をしていただきました。


はまだ先生は元保育士さんで3児の母親でもあり、その豊富な経験を生かして2004年に「こども」という素敵な絵本を出版されています。

講演の内容をお知らせします。

小さい時は基本をつくる時期であるので、家庭でしつけをつけることが大切である。
服を縫う時のしつけと同じで前もって色々な事を教えることが本縫いができるもとになるので次の3つのしつけが大事である。

①心のしつけ

☆正しい判断のできる愛情豊かな子になる。危ない時はその場ですぐに叱ることが重要である。

②言葉のしつけ                                           

☆親からきつい言葉で言われた子は同じようにきつい言葉になる。

☆幼児期に語いを獲得した子は学習能力の高い子になる。

③体のしつけ

☆食事・着脱・睡眠・排泄をきちんと身につけると、心身ともに健康な子になる。

☆添加物の少ない体にいい食事をとることにより体だけでなくいい育ちをする。

☆1日20種類1週間140種類の食材をとっていくのが理想である。

☆食事のしつけははじめのスプーンを持たす所から始まる。正しいおはしの持ち方できるようになり、正しいえんぴつの持ち方へとつながっていくので筆力・筆圧ができる。

☆夜更かしが勉強が遅れるもとになる。

子どもの仕事は「遊び」であるので、乳幼児期にたっぷり遊ばすことが最も大切である。人との遊びを通して思いやりの心が育ち、絵、砂遊びが思考力を育て、集団遊びが道徳心を培う。

最後に子育ては花つくりと同じで、肥料が多すぎると過保護になり、少なすぎると放任になるので、適量を与え、家庭という土で、素晴らしい芽を出すように育ててくださいと話されました。

参加した保護者の方からは貴重なお話が聞け、今日から実行していきたいことが、具体的にわかったという感想をいただきました。