行事ブログ

8 2014.11

年長組親子が「誕生学を学びました!

芸術学園幼稚園では様々な機会を通して命を学ぶ教育を行っています。

その一環として、公益社団法人誕生学公認アドバイザーである高見佐智恵先生を講師にお招きして11月6日(木)に年長組親子が「誕生学」を学びました。
愛媛県の新居浜市から本園においでてくれましたが、声のよく通る笑顔いっぱいの先生のお話に皆が引き込まれていきました。

赤ちゃんがおなかに宿った最初の大きさは砂粒よりも小さいことや、すこしずつ大きくなっていく過程や羊水の大切な役割を知ると、子ども達は不思議がっていました。


お母さんのおなかの中ですごい力で育ち大きくなっていったことを絵で見せてもらい、骨盤から赤ちゃんが生まれてくる様子も模型や人形を遣い「命ってすごい」と思える内容でした。


そしてお母さんが出産後、わが子に「生まれてきくれてありがとう」という感謝いっぱいのビデオを見て、親子で涙していました。


後半は保護者対象に「生まれてきたことが嬉しくなると未来が楽しくなる」をコンセプトに「生まれてくる力を伝える」健全な自尊感情を育むお話をしていただきました。

子どもから「赤ちゃんはどうやって生まれてくるの?」という質問が5歳までに出てくるけれども、それを「つらかった」とか「痛かった」「それは聞かないで」等と答えずに「ロマンチックに話してほしい」とのことです。

部位の名称を説明する性教育ではなく、「自分ってすごい」「命ってすごい」自分は受け入れられた存在だから大切にしていこう、友だちも自分の体も大切だと感じることができたすばらしい講演でした。