本部長ブログ

2 2017.7

乳幼児期からのグローバル教育について

今年1月に見学させていただいたシンガポールのイーズインターナショナルプレスクールです。

久しぶりのブログ更新となりました。6月27日(火)は学校法人やまもも学園の定時理事会・評議員会が開催され、平成28年度事業報告及び決算報告、平成29年度事業計画及び予算案、新役員が承認されました。また、平成28年度の決算書に公認会計士さんの監査報告書を付けて高知県、高知市への提出も終了しました。
2008年度に小学5,6年生を対象に外国語活動として小学校からの英語教育がはじまりました。2011年には「小学校5年生から必修」となり、今では小学校の英語教育はすっかり浸透しているようです。そしてさらに低年齢化され「小学校3年生からの必修化」「小学校5年生から教科化」が2020年度に完全実施されます。
そこで学校法人やまもも学園として乳幼児期からのグローバル教育についての方針を打ち出すために今年度はこのことについて学習していきたいと考えています。
また、やまもも学園の乳幼児教育のアドバイザーで子育て支援の講師として毎年お越しいただいています白梅大学学長の汐見稔幸先生から「これからの子どもは日本人としてでなくアジア人として育てる必要がある、なぜならば、今の子どもたちが就職する時に日本の企業であっても支店は東南アジアに点在しており、配属が東南アジアになる可能性もある。だからと言って乳幼児期から英語を習わすのでなく、治安の良い東南アジアへ家族で旅行に行って体感してほしい」とアドバイスをいただきました。

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今回のブログでは、先月シンガポールからお越しいただきましたイーズインターナショナルプレスクールの峯村敏弘園長先生が講演でお話いただいたことをご紹介します。
峯村先生とのご縁はメンター講座でお世話になっています貝瀬公弥先生のご紹介でした。
今年のブログでもご紹介しましたように今年1月にベトナムとシンガポールの保育園、幼稚園を見学してきました。その際、シンガポールで峯村園長先生をご紹介いただき、今回の講演会が実現しました。
峯村先生はグローバル教育とは「ちゃんとした日本人であること」「日本人としてのアイデンティティをしっかり身に着けていること」と明言されました。「子どもたちの今と未来の幸せにすること」を乳幼児教育の理念とされて素晴らしい幼稚園経営をされており、ご自身の経験から幼稚園卒園後も見据えての教育をされています。常に子どもたちが「やってみたい!・おもしろそう!・どうなるんだろう!」と自ら行動したくなる環境を大事にされており、まさに生きる力を育む基礎をつくられています。
シンガポール在住20年になられるそうですが、シンガポールから日本を見ておかしいなと思っていることを6点話されました。
① いじめと自殺について
自己肯定感が必要、お母さん自身がご自身を大切にされていますか?お母さんが幸せでなければ子どもは幸せになりませんよ。
② 心の貧困について
愛情の循環が必要!愛情は受ければ受けただけ与えることをしてください。
③ 親の接し方について
親が子どもを褒めるのが下手。具体的に褒めてあげてください。そして大切なことは思考を育てることです。
④ 自立について
自分で考えて自分で決めて責任をとる。躾で大切なことは危ないことをした時、人に失礼なことをした時以外は自由にさせておくこと。
⑤ 学習について
先取りの学習から自分自身がやってみたい、おもしろそう、どうなるんだろと思うような環境をあたえること
⑥ グローバル化進んでないことについて
論理的思考が育っていない。
みんな違うんだよ、違っていていいんだよ、違っているものが集まっているのがいいんだと思えるようになりたいですね。

乳幼児期からの英語教育につてはバイリンガルを育成する大阪のインターナショナルの幼稚園、東京の乳幼児の英語塾を見学し、やまもも学園での英語教育の在り方を検討してきました。峯村園長先生の講演をお聞きし、乳幼児期は英語教育の前に思考力をつけることで、コミュニケーション力がつき、それが将来英語力につながっていくことを確信しました。
今年度からイーズインターナショナルプレスクールとやまもも学園は教職員の交流をすることになり、毎年何人かの教職員をシンガポールへ1週間程度研修をと考えています。まずは教職員がグローバルな人間になることですね。